宮崎県ボランティアセンター
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令和7年度宮崎県市町村ボランティア連絡協議会【県北ブロック】研修会の開催について【御報告】投稿日 2025/12/09

  標記の件、下記のとおり開催されましたので、お知らせ申し上げます。

   1.日 時  令和7年11月30日(日)10:00~14:30

   2.会 場  諸塚村中央公民館

   3.テーマ  「自然とともに... 人とともに... 未来へつなぐボランティア」

   4.目 的

     諸塚村では、「いつでも」「誰でも」「気軽に」を合言葉に、ペットボトルキャップ・衣類等のリサイ

   クル運動やボランティアとスポーツを組み合わせた体験イベントなど、地域全体でボランティア活動の

    推進に取り組んでいますが、各市町村においても地域の実情に合わせた様々なボランティアやまちづく

   り活動が実践されています。

     本研修会では、参加者同士の交流と新たなボランティア活動の可能性を見出すきっかけづくりの場と

    し、併せて、もろつかの豊かな自然と地域性を感じながら、今後のボランティア活動の原動力を養うこ

   とを目的に開催します。

  5.主な内容

   企画(1)「自然とともに...人とともに...」

   ・ムラのボランティア、登録グループ8団体および諸塚村ボランティア連絡協議会の活動紹介

    企画(2)「参加者の皆さんとともに...」

   ・グループ談議でワイワイ、ガヤガヤ? ~ 下記のお題から各自選んで自由に話し合い

   ・お題は、① わがまち(わが家)の誇り・自慢   ② わがまち(わが家)の防災の取り組み

        ③ 私が所属する団体のボランティア活動の紹介・自慢

        ④ 私が取り組む3R(リデュース・リユース・リサイクル)活動

        ⑤ 私が未来に遺したいモノ   ⑥ 私の癒し(ストレス解消法)

   企画(3)「未来へつなぐ」  ムラの新鋭によるプレゼンテーション&トークセッション

   ・ローカル×ソーシャル×ビジネス 事業紹介

    ① NORM&HANCE株式会社 代表取締役 甲斐 昭平 氏(38歳)

      「諸塚で見つけた新たな挑戦」

    ・23歳、東京で建築を学び、グラフィックデザイナーとして入社後、大手企業へのデザイン広告で

      経験後、27歳で独立。

    ・デザインが流通していないところを求めて、32歳で諸塚村に戻り、諸塚村のロゴや高千穂町の

     デザイン(ポスターは宮日広告賞で優秀賞受賞)を手掛ける。

    ・最近、「諸塚から広い社会へ喜びを届けたい」との想いで、コーヒー販売を始め、カフェは地域の

     集いの場所になっている。

    ・次世代へのメーセージ

     「諸塚でもやりたいことはできる。誰もがそう気付いてほしい。都会なら埋もれるけど田舎なら

      目立つので、この条件を活かしてほしい。ここ諸塚村でもできる=私の夢なので、ぜひ夢を形に

      してほしい。」

    ② 諸塚村玉鳳山金鶏寺 住職 岩切 真道 氏(34歳)

     「正身整体 観音堂 座禅×整体」

    ・大学卒業後、福井県永平寺(曹洞宗の大本山)にて修業しながらも、整体学校に通い、

     両方の資格取得。その後、横浜市の大手有名サロンに3年間勤務し、人気の整体師に。

    ・令和6年5月、金鶏寺住職(後継者)として戻り、6月からの座禅会の中で整体を開始。

     以降、「座禅の布教のための整体」として各種施術を実施している。

    ・メーセージ

     ア お寺から地元を元気に = 仏教と健康は近い!

       ナイチンゲールの健康「健康とは良い状態をさすだけではなく、われわれが持てる力を十分に

      活用できている状態をさす。」という考え方に基づいている。

       座禅の基本である「自受用三昧」=調身・調息・調心として、各々を調和させることが大事。

     イ 拠り所となるお寺に

       死んでからお寺にお世話になるのではなく、生きているうちにお寺に来て学んで人生を調い、

      豊かになってほしい。檀家以外の方でもお参りしやすいようにと「整体×座禅」を始め、お寺の

      座禅を親しみやすくしていきたい。

     ウ 今後の展望として、金鶏鳥(錦鳥)の飼育ほか、寺DEらてなどお寺でのイベントを強化して 

      いきたい。結果、地域全体・地域の人々を元気にしていきたい。

   ・皆様ごきげんよう 祥子の部屋

     ~ スタイリッシュそしてバイタリティに溢れる2人を深堀りSP!! ~

     黒柳徹子風のMCから2人に質問を投げ掛けて、回答してもらう形式。MCの話し方・トーンほか

    矢継ぎ早の質問の仕方までそっくりで、登場から笑いを誘って和やかな雰囲気で進行した。

     今後挑戦したいことでは、

     「(甲斐氏)造林を始めたので、雇用の窓口として将来は住宅を建てられたらいい。

      (岩切氏)住職として、後継ぎを育てていく。」など

     今後のビジョンも明確で、頼もしい発言もあった。

     新進気鋭の2人ではあるが、人間性や発想の柔らかさもよく出ていて、有意義な「祥子の部屋」の  

    時間となった。

   6.参加市町村(総参加者数76名)

     延岡市、日向市、門川町、諸塚村、椎葉村、高千穂町、日之影町、五ヶ瀬町

   7.主 催

     宮崎県市町村ボランティア連絡協議会

     諸塚村社会福祉協議会

  なお、当日の様子として写真を掲載しておりますので、併せて御高覧下さい。

  ※ 添付分  ①ぶーら・ボ~ラ掲載サイト用 QRコード   ②当日の様子(写真)

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