災害ボランティア支援の新しい絆~「宮崎県・県社協・NPO防災会議」設立総会~投稿日 2019/10/11
大規模災害時に被災地の復興に活躍するボランティアは、今ではなくてはならない存在です。近年では、災害ボランティアセンターを通じ個人で活動する災害ボランティアに加え、高い専門性や組織力を持つNPO等の民間団体が大きな役割を果たすようになってきました。
このような動きの中、宮崎県においても、大規模災害発生時において、県外からの支援も受け入れつつ、被災者のためのより効率的な支援活動を調整していくため、行政・社協・NPO等が連携し日頃から顔の見える関係を築いておこうと標記会議が設立されることになり、10月9日(水)、約50人が出席して設立総会が開催されました。
同会議では、宮崎県・宮崎県社会福祉協議会・みやざきNPO・協働支援センター運営受託団体が幹事となり、県内9市のNPO・ボランティア活動支援団体、そして災害時の活動に専門性を有する団体も参加。今後も定期的に顔を合わせ、連携を深めていくことを確認しました。
また、設立総会後には、熊本地震において三者連携の中心的役割を担った「特定非営利活動法人 くまもと災害ボランティア団体ネットワーク(KVOAD)」の樋口 務(ひぐち つとむ)代表理事による基調講演もあり、災害時の連携の重要性を実例を交えながらお話いただきました。
参加者一同、同会議の設立が、災害時のボランティア活動の協力な後押しとなれるよう、決意を新たにした1日となりました。
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