宮崎県ボランティアセンター
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宮崎県市町村ボランティア連絡協議会県南ブロック研修会を開催しました!投稿日 2019/03/26

 平成31年3月2日(土)に、宮崎県市町村ボランティア連絡協議会県南ブロックの研修会が三股町総合福祉センター「元気の杜」にて開催されました。
 開会行事では、三股町ボランティア連絡協議会竹元仁伍会長による開催挨拶の後、主催者を代表し、宮崎県市町村ボランティア連絡協議会の本山隆義会長が挨拶を行い、三股町町長(三股町社会福祉協議会会長)の木佐貫辰生様から歓迎の挨拶をいただきました。
 次に「地域のことは自分たちの手で」をテーマに、地域におけるボランティアのあり方を振り返りながら、3人の方に活動発表をいただきました。
 まず、三股町ボランティア協議会竹元仁伍会長より三股町ボランティア連絡協議会のこれまでの歴史やボランティア活動を始めるよいきっかけづくりになっている「エコロジーボランティアinみまた」の取組み、「みまたボランティアまつり」では町民の方々に、自分らしいボランティア活動を見つけてもらうことを目的にボランティア団体の活動紹介やチャリティーバザー等を開催していることについて報告いただきました。
 また、今年度の視察研修で熊本地震の被災地へ出向き、話を聴くことができ、今後避難所を運営する立場になった際の参考になったとのことでした。
 次に、三股町社会福祉協議会の川崎紀久主査からは平成30年度4月に立ち上げられた「どうぞがつながる。明日につながる。みまたん宅食どうぞ便」についてお話しをいただきました。その中で食材の提供は個人の方や農業法人、民間企業からご協力をいただいていることや仕分け作業から配達までボランティアの方に関わっていただき、支援が決定した世帯へ毎月第3木曜日に届けていることが報告されました。現在までの支援状況は延べ191世帯。支援食数は延べ6,980食にのぼり、食材を配達するだけではなく、ボランティアの方と利用者との関係づくりを大切にしているとのことでした。
 最後に地域と協働して、長田を盛り上げていくことを目的に活動されている「長田壮年クラブ」中原一男会長からは三股町養護老人ホームの草刈作業や環境ボランティアとしての清掃作業、また推進協議委員として、長田小学校放課後子ども教室で、林道散策交流会を開催したことなどの報告がありました。今後も住みよい長田作り、住み続けたい長田作りのために壮年クラブが先頭にたって活動に取り組んでいきたいとのことでした。
 研修会の合間は手作りの布絵本の読み聞かせや手遊び歌などを紹介いただき、会場内に歓声が溢れ、童心に戻ったかのような楽しい時間でした。
 「協働」というキーワードを元に三股町の活性化に向け、地域住民とボランティアの双方にとって今後の参考になる研修会となりました。
 研修を通じ、様々な活動をする上でボランティアの力は必要不可欠であることをみんなで共有することができる時間でした。

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